日記
夢中には敵わない
2019.11.07
昨日
今月の薬膳料理教室「はじめの一歩」初日開催、
無事にスタートしました。
ありがとうございます。
先月は格子窓と中庭の窓を全開にして、
心地良い風が通り抜ける中での講座でした。
ひと月も違うとこうも違うのか…と思うほど、
築100年近い町家は肌寒く感じるようになりました。
またこの季節の到来です。
秋土用も今日まで…明日は立冬です。
いつまでも若々しく、艶やかに、
心は清々しく…。
誰もがそうありたいと思います。
どの季節養生も大切ですが、
この冬の過ごし方、冬をどう過ごしたか…で、
その差は大きいと感じます。
努力は夢中に敵わない
一生懸命は夢中に敵わない
そんな言葉をよく耳にします。
心の奥からやりたかった事、やれなかった事、皆さんはありますか?
私は「勉強がしたかった」です。笑
若い頃にそう思えばよかったんですが、
その頃はまだ引き込まれる勉強には出会えていませんでした。
薬膳に出会ったのは人生が折り返す頃になります。
もしかしたらたくさん回り道をしたからこそ、
そこに本当にやりたい勉強が待っていたかもしれません。
若い頃はなんでも飽きっぽかったんです。
自分でも気づいていた自分の嫌なところでした。
嫌いな自分はどこかに行ってしまいました。
夢中に敵うものはない。
この冬の過ごし方…
自分の奥底にしまい込んだセピア色の思いに、
ゆっくりと耳を傾けてみて下さい。
そしてそれを色鮮やかにしてあげてください。